《Dr.もん次朗3》CPXとは?
2026/03/08
CPX心肺運動負荷testについて
健康スポーツなどの話を始める前に、CPX心肺運動負荷testについて簡単に説明します。
CPXとは、Cardio-Pulmonary-Exercise testの略で、
運動しているときの心肺機能―筋肉系の能力を、酸素代謝の状態(酸素摂取量・炭酸ガス排泄量・換気量)
を通して総合的に検査していく方法です。
CPX結果の表示方法
CPXの結果は、数種類のグラフで表示されますが、代表的なグラフは下記です。

・白点⇒酸素摂取量
・赤点⇒炭酸ガス排泄量
- ✓運動強度が上がるにつれて両者とも増加
- ✓両者の交差点がほぼAT(簡単に言うとMax有酸素運動能)
- ✓特に注目してほしいのは、両者(白点と赤点)の関係【呼吸商】
CPXの検査では、最大酸素摂取量や、AT(嫌気性代謝閾値:最大の有酸素能を表す)のみが注目されるが、私が最も注目しているのは、この二つではない。
AT以前の酸素摂取量と炭酸ガスの排泄量の関係(呼吸商)、とAT以後の抗酸化能である。
AT以前の両者(酸素摂取量と炭酸ガス排泄量)の関係からは、糖や脂肪の代謝状態が実際に読み取れる。さらには、これらの状態から、自律神経の緊張状態や、RAS系(レニン・アンギオテンシン系)の状態を推測ができる。
≪つづく≫
Dr.もん次朗/#3(3.8)







