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コラム

《Dr.もん次朗37》骨格筋と心筋を比較

2026/05/19

心筋は、理想的な赤筋で~す。

骨格筋と心筋を比較して、知識を深めてみよう!

1)正常な心筋は、脂肪酸をゆっくり燃やしながら、酸素を上手に利用している。

その時に生じる少量の活性酸素は、心筋の働きを整える“調節信号”として役立っている。

しかし

2)虚血で酸素不足になると、心筋は緊急モードに入り、糖に依存する代謝へ切り替わる。

つまり脂肪が利用できない(貴重な糖しか使えない)。

この状態では、酸素不足で余裕がなくなり、生じた活性酸素を確り制御できなくなって、細胞障害が起こりやすくなる。

この1)、と2)を、骨格筋の筋線維に置換えて考えてみると、1)は赤筋に、2)持久系の速筋に相当します。

つまり 1)骨格筋の筋繊維で赤筋(心筋に最も似ている)を確りトレーニングすると、正常心筋の状態に近づける、と云う事。

 

しかし、息切れするような運動を主体にトレーニングすると 2)に近い状態の持久系速筋が育ちます。

つまり虚血心筋の状態に似た骨格筋へと変化します。

一見 強そうに思えますが、
エネルギー的には、疲れやすい身体
と言えそうです。

酸素代謝に余裕のある赤筋を主体にトレーニングする、が最も健康に向いた運動です。
(#50パーセント理論)

繰り返しになりますが、大事なポイントです。

心筋は、酸素を上手に使いながら、脂肪を燃やして長時間働き続ける“理想的な持久筋”です。

#50パーセント位の楽な運動、は、骨格筋の中でも心筋に近い赤筋を育てます。

赤筋が育つと、酸素代謝に余裕が生まれ、脂肪を上手に使える身体になります。

一方、息が切れる運動ばかりでは、糖に頼る代謝になりやすく、身体は“緊急モード”に傾きやすくなります。

 

健康運動の基本は、“頑張り過ぎる”ことではなく、“余裕を持って酸素を流せる身体”を育てることにあります。

(#50パーセント理論)

次回へ続く。

≪つづく≫

Dr.もん次朗#37(5.19)

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