《Dr.もん次朗79》西洋の考え方(outer)と 東洋の考え方 (inner)
2026/09/12
今日は久しぶりのお休みの土曜日、
何となく頭に浮かんだ思いを綴ってみます。
Jリーグ、マラソン・トライアスロンなど、競輪選手、学童の陸上選手など三十数年間、多くの選手を診てきました(CPXなどで)。
そして、現代のトレーニングには偏りがあり、何かが欠けている!と。
最近の嬉しいことは、MBLでの #山本由伸さん の活躍です(バランスの良いトレーニング!)、
そして悲しいニュースは、#大谷翔平さん のIL ( injured List ) 入りです。
あくまでも私の個人的な感想を次に綴ってみます!
#西洋の考え方(outer), と #東洋の考え方 (inner)
西洋の考え方は、「ものごとを細かく分解して調べれば、全体がわかる」という発想です。足りない部品があればそこを鍛えたり補ったりすればよい、と考えます。部分を集めたものが全体であるという見方ですが、部品同士がどう響き合っているかという「つながり」は見落とされがちです。
一方で、東洋(日本)の考え方の根底には、常に「全体のバランスや調和」があります。中心となる柱や一本の軸を何よりも大切にする発想です。
外へ向かって広げていく西洋の発想によって、世の中は科学技術を中心に大きく進歩し、膨大な情報が得られるようになりました。しかし、広がりすぎて全体をまとめる力を失い、バラバラに崩れていくような危うさも抱えています。
それに対して、内側を見つめる東洋の発想は、目覚ましいスピード感こそないものの、一本の軸を中心に全体が整っており、どっしりとした安定感があります。
大切なのは、どちらか一方に偏ることではありません。 「土台となる全体の調和(東洋)inner 」が半分、「外へ飛び出し変化を起こす力(西洋」 outer )が半分。ちょうど50対50で混ざり合うバランスこそが、もっとも力強く、しなやかな状態を生み出します。
いまのスポーツ界のトレーニングを見ると、「筋肉を個別に鍛える」「数値を追いかける」といった西洋的なやり方に偏りすぎているように見えます。部分をいくら強くしても、体全体のつながりや軸という東洋的な視点が抜けていては、ケガにつながり、本来の力も発揮できません。
しっかりとした一本の軸を持ちながら、新しい変化にも柔軟に適応する。スポーツでも日々の健康でも、この「50対50の調和」を大切にしたいものです。
#複雑性理論 #エッジオブカオス
≪つづく≫
Dr.もん次朗79(9.12)








